コーチング

勉強しない・スマホばかり中学生の親にアドバイス

「スマホばかりで勉強しない」
「成績が落ちてきている」
「○○点とれないとスマホ没収」

と保護者懇談をすると多い、この悩みですが解決できます。
みんなが抱える悩みはおおむね解決している人がいて、本を読むなどして情報を集め、実践すれば解決します。
今回は多くの方が悩む、勉強とスマホの付き合い方を解決していきましょう。

マインドセットを変える

いきなり質問ですが何かを成し遂げるときに必要なのは「才能」と「努力」どちらだと思いますか?
この質問を授業でしたことがあります。およそ半々ぐらいでしたが、こんな話をするくらいだから「努力」だろうと考えた人も多かったようですね。なので本当は「才能」と思っている人が多そうです。
このことを研究したものによると結論は「どちらともいえない」
なんともすっきりしない結論です。
成功者のパターンはバラバラで、バスケの神様のマイケルジョーダンは高校選抜に選ばれなかったけどスター選手になったということもある。

しかし、成功者のパターンで共通していることは「努力で能力を伸ばせる」と信じている人が大きな結果を得ることができるということ。

努力せずに何かできるようになる人のことを天才というなら、僕はそうではない。努力した結果、何かができるようになる人のことを天才というなら僕はそう思う

イチロー

努力すれば成長できると信じているとなぜ結果を出せるのか?それは行動するから。
もし数学ができることを才能だと思うなら「どうせできない」とすぐあきらめる。
数学は努力でできるようになると思えば、努力し続けることができる。

「自分はできない」というマインドセットを持ち続ける限り、行動量は減り、できない理由ばかり探してできるようにはならない。
以下で紹介するマインドを持って、今から変わってほしい

人は努力で成長することを知る

結果が出たのは努力したからと思う

結果より成長に目を向ける

家庭学習は見張る

複利で伸びる一つの習慣という本は名著である。
習慣について知りたいなら必ず読んだらいい本だと思っている。
習慣化のために「ごほうびを準備する」「小さい単位で行う」など様々なテクニックが掲載されているが、私が一番衝撃を受けたものが「見張る」である。

見張ってくれる人がいればすべてが変わる

「中学生にもなって親が勉強を見ていてもいいのか」と不安がる人もいるけど、何にまずいことがあるのか。
小学生から中学生になったとして、変わるのは環境である。制服が変わり、通う場所が変わったら成長した気がするかもしれないがいきなり一人で勉強できるわけではない。
自分一人でできないなら見張ろう。勉強している横で自分も勉強したり、読書をしたりするといい。
保護者懇談でこのアドバイスをして、実行した保護者は本当にすごいと思う。実行した後の懇談では成績が上がったことを喜んでいただき、次の目標も楽しそうに語っていかれた。
結局はなにを話そうが変えるには行動しなければと再確認できた出来事だった。

スマホは管理

スマホとの付き合い方は人類の課題と言って過言ではない。
電車に乗ればみんなスマホをいじっている。
スマホで不眠になる人がいる。
スマホゲームにハマり、ガチャで借金する人がいるなどなどスマホの依存性は高い。

そもそも世界のトップたちがどうやってスマホを使わせるか考え、依存しやすく作っているものなのに、なんの知識も対策もなしに正しく未成年が使えるはずがないのだ。

対策として与えないのが一番である。「意図的に与えていない」家庭もある。
与えている家庭が多い中、そのデメリットを受けないだけでかなりのメリットになる。
しかし、これからスマホと付き合っていくことを考えると全く持たないことも難しい。

そのために親ができることは管理することである

「食事」「学習」「就寝」には絶対に使用させないでおこう。
スマホ触りながらの食事は何を食べてもそんなに変わらないものになってしまう。
身の回りにスマホがあるだけで集中力が下がる。
寝室にスマホを持ち込むと睡眠の質が下がる。

あとはともにスマホの使用制限に取り組もう。
親は子供の見本である。
親がしていないのに自分だけ頑張ることはできない。
ぜひ親もやっている姿を見せてともに取り組もう。

まとめ

やってもできないというマインドからやればできるというマインドにしよう

勉強しなさいといってもできない。勉強する場にいて見張ろう

スマホは制限をつけないとデメリットばかり、管理しよう

ABOUT ME
まえちゃん
アラフォー男性教員 地元の学校に通い、地元の大学に行き、地元の教員に 「数学が好きな子を増やしたい」と思い、教員になる。しかし、いつの間にか部活動と学校行事がメインの役割になり、22時に退勤することが常習化する。帰って24時に寝るという生活を送る。 3年前に土日をほぼつぶして取り組んだ部活で成果が出ず、「これではいけない」と思い、コーチングを勉強し始め、自分もコーチングを受ける。コーチングを受ける中で「自分はどんな生き方をしたいのか」「自分の強みは何なのか」「何がしたいのか」を考え、行動するようになる。