時間術

アラフォー教員が9月に読んで実践した本3冊【限りある時間の使い方】【小さな習慣】【いつも機嫌のいい人の小さな習慣】

まえちゃん

9月に読んだ本で実践したこととレビューを紹介するぜ

9月は3冊ですか?8月は5冊とかいってたのに?

まえちゃん

正直、1冊目の「限りある時間の使い方」が自分に刺さりまくったので他の本にあまり手がつかなかった

読みとばさずに、ほぼ隅から隅まで読んでましたからね~

まえちゃん

そんなわけで9月は3冊ですが、よろしくお願いします

気になる本があったら手に入れて読んでみてください。本を読むのは得意でないという方は耳で聞く読書オーディブルがおすすめです。通勤中や単純作業のときに聞けて楽ですよ。

「限りある時間の使い方」「小さな習慣」は登録後に購入しないと聞けませんが、「いつも機嫌がいい人の小さな習慣」は聴き放題の対象内です。(私はオーディブルで聴いて、よかったので本も購入しました)

限りある時間の使い方

実践内容

・自分の時間の取り分をとっておく

朝に自分の時間を確保していまい、それ以降は仕事か家族の時間などに充てるようにした。

・集中力を取り戻す

スマホに使用制限を設けた。家ではスマホは定位置におき、触って行動しないようにした。

・趣味をもつ

非目標性の活動、趣味を意図的にするようにした(ラノベとピアノ)

レビュー

子どもがいて、共働きの方は「時間がない」「自分の時間が欲しい」と常々思っていませんか?私は思っています。私はそれからライフハック、時間術の本を読み漁りました。瞑想する、運動する、毎日の予定を書く、週の予定を書く、効率化できるように同時並行でいけるものはする、環境を整える、時短ツールを増やすなど色々しました。これらのことがうまく身に付く、使えるようになればきっと時間に余裕があるいい生活を送れると思っていました。
しかし、この「限りある時間の使い方」という本はそんな理想に対してこういっています。
「生産性とは、罠なのだ」
「効率を上げれば上げるほど、ますます忙しくなる。タスクをすばやく片付ければ片付けるほど、ますます多くのタスクが積みあがっていく」

確かにそうだという考えと、早くできればどんどん予定を入れて時間を埋めようとしているということも感じました。「早くできるようになって時間に余裕ができたら」と思ってやっていたこがどんどん自分の首を絞めていると気づきがありました。 

それ以降、早く仕事が片付いたら帰る、家では仕事のことはしない。朝活でその日の仕事以外の自分のしたい活動を終了させる(今までは夕方のスキマ時間に読書やブログをいれて結局やらずということが多かった)定時もしくは部活が終わってすぐ帰る日が増えました。

デジタル断食はわかっていてもできないってことが多いです。
どんなにおいしいものを食べても、それ以外に心を奪われていたらインスタント食品食べているのと同じだという言葉は印象的でした。youtuberでも撮影に気をとられて食事楽しめないのはあるあるといってます。
先日、自分の勤務先の運動会でした。昨年まではカメラを構え、いい写真を撮りお便りにすると張り切っていましたが今年は副担任に写真は依頼して競技の応援を全力でしました。「先生、ガチ勢やん」と言われましたが競技をともに楽しめた感があったし、一体感もあり、カメラを手放してよかったなと感じました。

空いている時間に目標がある活動を詰め込みたがっていた時期があります。「休日の昼食後から出かける時間まで1時間ありそうだからブログ書こう」「このスキマ時間にSNSのための本を読もう」とか。それが良い休日の過ごし方だと考えたこともありましたが、結局ほぼ実行できずじまいでした。

何かしらの達成を目標とするのではなく、ただ活動そのものを楽しむこと。僕たちはそんな活動をもっと日々の生活に取り入れた方がいい

限りある時間の使い方 オリバー・バークマン

休みなのに「有意義に過ごす」とか「無駄に過ごしてはいけない」とかいう考えに染まっている。将来に向けて何かいい影響がなくてはならないと。せっかくの休みなのに休んだ気がしない、元気にならない原因がここにある。
と気づいてからは休日、帰宅後は趣味の時間をとるようにしている。今までは休みのたびに「有意義な生活を」とか「次のテストに向けて」とか話をしていたが、「十分休んで、来週元気に登校しよう」という話をするようになった。
「え?いいんですか?」という反応で私も驚いたけど「いいんじゃない、休みなんだから好きに過ごしたら」といったときの空気は笑顔だった。

小さな習慣

実践内容

毎日「腕立て」「腹筋」「スクワット」を1回以上する

最近は朝活のルーティーン内でやってしまう

子供のひらがな練習に付き合い、1文字以上書く

どんな日でも1文字は書く習慣をつける

レビュー

腕立て1回を習慣にする?1回なんて意味あるの?と言いたくなるスタートだけど、読み進めればその1回のことを馬鹿にできないと思うでしょう。小さい行動をして成功を繰り返すことが大きな成功になるということを教えてくれる本。

腕立て1回はすぐできますね。もし、ベットに入ってから「あ、今日腕立てしない」と気づいてからでも1回できます。これがもし20回なら「今日はもう寝よう」となってしまうことが多いけど、1回ならやろうかになりますよね。1回やれば「今日のノルマをクリアできた」となって1日を終えることができるし、明日もやろうとなりやすいでしょう。しかもだいたい1回で終わらないのでおまけつきです。

大事なことはごまかさず、大きくしすぎず、できるようになってるなと感じつつやったらいいということです。脳は大きな変化を嫌うので一念発起してトレーニングを0時間からから1時間にしても続きません。少しずつやって日常化、抵抗が感じるようにしていくことが習慣化のコツであることをこの本は教えてくれました。

いつも機嫌のいい人の小さな習慣

実践内容

ときどき空を見上げる

朝の散歩と帰り道でが多い

お先にどうぞ

今のところ1回!気分はいい

意識してゆっくり丁寧に動く

忘れて思い出しての繰り返し、タイピングミスが減った

レビュー

タイトル通り「小さな習慣」なので取り組みやすかったです。1つ1つがこれくらいだったらできるかなと思えるほどのボリューム。これはやってるな、できているなと思うものもあるからすべてやらなくてもいいし、自分がこれはやってみたい、これをしたらいいかもしれないと思うものからやってみるといいでしょう。私は3つを実践してみています。

「ときどき空を見上げる」
空を見上げるとふーっと力が抜けて、悩んでいたことも「ま、いっか」と思えてくる。急いでいるときやイライラしているとき、落ち込んでいるときはたいてい下を見て心の視野も狭くなっている。視点を上げて空を見上げるのもいいのでは。やってみると自分が空を見ることが結構好きなことが分かった。なにか変わったかは感じないけど、意識的に見上げる機会は増えた。

「お先にどうぞ」
列に並んでいると「あとどれくらいかな」「あそこは時間が短そうだ」などイライラしがちだなと振り返ると思う。そんなの考えてもコントロールできないのに。後ろの人が商品少なかったら譲ってみる。譲れるときは譲る、これを繰り返していると自分が譲れないと思っているものは譲ってもらえるようになると作者はいう。そんな都合のいいことあるか?と思うけど、こだわりのないものは譲ってもいいかと思えるようになった。レジは1回、譲ってみました。あとは長くてもイライラは減ったかな。

「意識してゆっくり丁寧に動く」
字をぐしゃぐしゃと書いてしまいがちな私。これを意識してきれいに書くようにしています。書ける量は減るけど、ぱっと見返したとき前の書き方では何書いてあるかわかりにくかったので続けていこうと思いました。ゆっくり丁寧に仕事をするとミスも減る。遅くしたらいいという話ではなく、いつもは焦り気味でとにかく終わらせようというものをゆっくりやるとミスが減らせていいという感じだと解釈しました。雑にやりがちな人はスピードダウンしてみるといいでしょう。

まとめ

9月に読んだ本

「限りある時間の使い方」

生産性が大好きな人は一度読んでください!気づきがいっぱいです

「小さな習慣」

腕立て1回をなめてはいけない、意外とスゴイ論理

「いつも機嫌がいい人の小さな習慣」

日頃をちょっとご機嫌にしてくれる習慣が見つかるかも

ABOUT ME
まえちゃん
アラフォー男性教員 地元の学校に通い、地元の大学に行き、地元の教員に 「数学が好きな子を増やしたい」と思い、教員になる。しかし、いつの間にか部活動と学校行事がメインの役割になり、22時に退勤することが常習化する。帰って24時に寝るという生活を送る。 3年前に土日をほぼつぶして取り組んだ部活で成果が出ず、「これではいけない」と思い、コーチングを勉強し始め、自分もコーチングを受ける。コーチングを受ける中で「自分はどんな生き方をしたいのか」「自分の強みは何なのか」「何がしたいのか」を考え、行動するようになる。