さあやってまいりました、デジタルテスト。
定期テストや実力テストのレベルのテストは難しくても授業内での小テストはデジタル自作でテストできます。
すぐに思いつくのはGoogleFormsかkahootでしょうか。
どっちもそれなりに使ったICT・GIGA担当のまえちゃんがそれぞれのいいところ、使い所などを解説します。
![](https://www14.a8.net/0.gif?a8mat=3NN2QE+DPKD9U+14CS+66WOX)
GoogleForms
Chrombook導入校は多いでしょう。中にはiPadやsurfaceのところもありますが(羨ましい)
学校のアンケート事情を劇的に改善したGoogleForms。
紙でアンケート、入力、集計が一気に楽になりました。
ここはローコスト、ハイリターンですね。
Formsのいいところ
![](https://maechantry.com/wp-content/uploads/2022/11/2-1024x576.png)
①classroomと連携
classroomと連携すれば小テストができ、採点、集計もできるという素晴らしさ。
授業の作成で「テスト」を選び、Formsを作ればOK。
注意点はテストのForms以外の添付はしたらいけません。
私はこれがわからず、「なんで集計されないの」と悩む時期がありました。
②自由度の高さ
選択問題、記述問題、単語解答など様々な回答を扱うことができます。
選択回答は設定が簡単、記述はこちらで丸付けが必要です。
単語はほぼ自動で採点できますが、正解パターンを何種類か指定しないといけません。
私は数学担当なのですが「1」「1」だったら違うんのですよ。
全角と半角もピッタリ合わないといけないので「2a」が答えなら4パターン必要です。
半角で回答してくださいって言いますけどね。
分数表記や平方根もできません。その場合は選択制にする必要があります。
③添付しやすい・解説も入れることができる
classroomの授業に添付しておけばできるので生徒の混乱が少ないです。
慣れてくると指示しなくても早くできた生徒からやってくれます。
また、解答に合わせて解説も付け加えることができるので「なぜここが違ったのか」という復習ができます。
使い所
![](https://maechantry.com/wp-content/uploads/2022/11/3-1024x576.png)
授業の最後に個人で小テストをするときはFormsで行うといいでしょう。
また、ちょっと考える時間が必要な問題もFormsの方がいいです。
生徒は結果がすぐわかり、解説をつけておけばもう一度チャレンジすることができます。
成績集計する場合はclassroomと連携しておけば単元ごとなどで集計できます。
解答しずらいもの(数学は特に分数や根号)は工夫する必要がある。
文章の解答は採点しづらい。
集計したものから傾向をつかんだり、改善を考えたりすることができる。
kaboot
クイズ作成、回答アプリkahoot。
魅力はなんといってもクイズ番組のようにみんなでできること。
ランキングが出ること、早い人がポイントが高いことなどのゲーム性にあります。
kahootのいいところ
![](https://maechantry.com/wp-content/uploads/2022/11/4-2-1024x576.jpg)
①クイズゲームのようで面白い
無課金の場合は4択しかできませんが、みんなでライブ回答できるのがkahootの楽しさ。
それはそれは盛り上がります。
大型TVでクイズを映し出し、回答してもらう。
ランキングが出る、もっとやりたいとなるって感じですね。
②作成が簡単
4択の問題になるので複雑な問題は作れません。
また時間制限を設定できるのですが、あまり長い時間を設定するとこのアプリの良さを消します。クイズ番組で1分も2分も悩む姿の番組見たくないですよね。
必然的にクイズは簡単なもの、4択で答えられるものになります。
問題文もシンプルに、画像の添付もドラッグすれば行けるので簡単です。
問題ができていれば1問2分もかからずに作れるでしょう。
③音楽や効果音が勝手についてくる
回答をする際に勝手に音楽や効果音がついてきます。
みんなでやって盛り上がるには重要な要素ですね。
使い所
![](https://maechantry.com/wp-content/uploads/2022/11/5-1-1024x576.jpg)
みんながわかりそうな簡単なものの確認テストやライブ的に使うといい。
また学習ハードルを低く設定できるので意欲が低い生徒でも取りかかりやすい。
無課金だと4択しかできないので、選択問題しか練習できない。
単語や用語の練習にはいい。時間制限もあるので1回が短く、心理的ハードルが低い。
![](https://www11.a8.net/0.gif?a8mat=3NN0DX+CDXOVM+4ZCO+61JSH)
どう使い分ける?
![](https://maechantry.com/wp-content/uploads/2022/11/6-1-1024x576.jpg)
問題難易度がそこそこでじっくり考えてほしい・評価に入れることも考えているならForms
問題が簡単で全員の確認に使う・評価には入れないならkahoot
Kahootはライブモードでやればクイズ大会が出来て盛り上がる。
子どもたちに問題を作らせて一緒にクイズ大会をするとインプットからアウトプットまでできるので理科や社会はおすすめ(数学でしたけど問題作成にも解答にも苦労してた)
まえちゃんの実践
Forms
クラスルームに小テストを作成して実施→集計・正答率が悪かったものを共有・解説
紙ベースのアンケートはほぼFormsへ変更
kahoot
授業の最後の復習にクラス全員でkahoot
生徒に問題作成をさせてkahootで復習
行事の振り返りクイズ化し、クラス全員でクイズ大会
テスト前に最低限の知識問題をkahootにして自宅学習に活用