11月に読んで実践した本を紹介しますね
あまり一貫性がないラインナップですね
THINK AGAINと3つの幸福はBOOKOFFで買って、ファシリテーションはKindleで必要に迫られて買ったからいろいろ違いますね
読むきっかけもいろいろですよね
そうですね。著者の人で読むこともありますけど、だいたいそのときに知りたいことの本を読みますからね
Contents
THINK AGAIN
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レビュー
「再考」がテーマの本。
著者のアダムグラントさんの「GIVEandTAKE」は何度も読んだので気になっていましたが、「再考」の必要性がわからず、読まずにいました。
BOOKOFFで次に読む本を探していたときに立ち読みして購入。
冒頭の山火事から生き延びる消防士の話はインパクトがあります。
よく考えれば当たり前のことが実践できなかったり、知っていることも生かせなかったりするなと。
この本を読んで「これをやった」ということははっきり書きにくい。
考え方を見直す本なので「早起きする」とかはっきりわかることないです。
その中でも、以前ならこう考えていたものを再考するようになったことを紹介します。
科学者のように考える
「THINK AGAIN」において最もよく出てくる考え方がこの「科学者のように考える」でしょう。その他の思考モードが「牧師」「検察官」「政治家」で以下に説明した通りです。
信念がぐらついているときは牧師の思考モードになり、理想を守り確固としたものにするために説教する。
THINK AGAIN
他人の推論に矛盾を感じれば検察官の思考モードに切り替わり、相手の間違いを明らかにするために論拠を並べる。
多くの人を味方につけたい時は政治家モードになり、支持の是認を獲得するためにキャンペーンやロビー活動を行う。
科学者のように考えるは「仮説、実験、結果、検証」を行い、よりよい方法のために再考する。
仕事によってどのモードかを使い分けることはありますよね。教員だったら授業の時は牧師モード、場合によっては検察官モード、研究をしているときは科学者モードですね。自分が考えたことは科学者モードのときを意識的に増やすことです。特に新しいものを導入する、新しいやり方を導入するときに役立ちました。小さく始めて良ければ大きくする、ダメならひっそりやめていくことを繰り返しています。
自信と謙虚さのバランスを保つ
自信過剰になると再考しなくなります。しかも自信過剰はちょっと知識を持っているときになりやすく、男性は自信過剰になる傾向が高い。自信があり、無能であるほどたちが悪い。
自信がなさすぎると能力はあるのに発揮できなくなります。自分の身の回りにも能力はあるのに控えめすぎる方いませんか?その方は能力はあるけど自信がなく、力が発揮できていないかもしれません。
自分は大丈夫、自信過剰ではないし謙虚さも持っているという方は下の質問に答えてほしい。
・なぜアメリカ合衆国の公用語は英語なのか?
THINK AGAIN
・ミッキーマウスを描く前のウォルト・ディズニーの職業は?
・なぜ甘い食べ物は子供の行動に悪影響を及ぼすのか?
人は能力が欠如しているときほど自信過剰になる傾向にあるらしい。とても耳が痛い話だと思いませんか。私も本書での上の質問に「アメリカの建国が」とか「血糖値が」とか考えたけど答えを知って、「あっ、自分は知ったかぶりで自信過剰だったのかもしれん」と思いましたね。
アメリカには公用語はない(ネット検索したらその通りだった。なお日本語は法令で公用語を規定していないが、法令その他の公用文はすべて日本語で記述されているので事実上公用語らしい)
ミッキーマウスを描いたのはアニメーターのアブ・アイワークス(調べたら二人で描いたというものもあった)
砂糖が子供の行動に及ぼす平均効果はゼロ(調べたら甘いものを子供に与えるべきでないというものがいっぱい出てきたけど平均効果の話は見つけられなかった)
まあ、知りませんよね。どれもトリビアレベルな気がするし。でもそういう意味では「再考する」「前提を疑ってみる」という考えは大事なのかとも考えましたね。
「大きくなったら何になりたいか」と子供に尋ねない
これは大人がやりがち。「大きくなったら、何になりたい?」と子供に質問すべきか?というフローチャートが面白い。結論が「この質問をしないこと」と「お勧めはしないが、質問したかったらしてみるといい」というどうしても質問させたくないチャート。目標を持たせるために聞くのでしょうが、再考する機会を失う可能性があるということが大きいですね。「何になりたい」という職ではなく、「何をしたいか」というほうが興味や関心を失いにくいようです。
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THINK AGAIN 発想を変える、思い込みを手放す
本で読めないという方は圧倒的に「聴く読書」オーディブルから入るのがおすすめ
3つの幸福
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幸福は「セロトニン的幸福」「オキシトシン的幸福」「ドーパミン的幸福」の3段重で考えられる。
なるほど、健康でつながりを持てて目標達成できれば幸福というなんともわかりやすい本。
そのためにやることが具体的に示されるのでわかりやすく、取り組みやすい。
1日1日のできたこと・幸せを積み重ねれば幸せ
小さな幸福に気づけない人は大きな幸福にも気づくことができない。
いやいや、小さいから気づけないと思うという考えもありましたが、健康でちゃんと仕事もして家族も元気というのは大きな幸福です。小さな幸福を毎日積み重ねれば1週間、1か月、1年間幸福という理論はなるほどなと感じました。そのために1日にできたこと、ポジティブ日記を書くというワークを本を読んでからやっています。自分の良い面に目を向ける、感謝に気づくことがいいスパイラルを生み出すこともわかりました。
さらにセロトニン的幸福は逓減しない幸福ということなので、慣れて減っていかないってことも勉強になりましたね。毎日同じようなことを書いてるな、意味あるのかなと思ってポジティブ日記をやめてしまうことがあったので「これでもよかったんだ」と思え、今は続けられています。
感謝日記・親切日記をつける
教育現場ではどちらもよく出てくる「感謝」「親切」
どちらも人間関係を作っていくうえでも幸せを感じる上でも大事なんですね。
「人に親切にする」とオキシトシン的幸福が増える、1日3回親切をする、日記に書く。親切は数えるだけで幸福度が上がります。親切にすることで自尊感情、「自分には価値がある」と感じることができ、幸福感がアップするということです。「自分なんてダメな奴だ」と言っていないでちょっとした親切をして幸福感をアップできるといいですね。
人に親切にすると感謝される、感謝されるとオキシトシン、エンドルフィン、セロトニン、ドーパミンと4つの幸福物質がすべて分泌されるのです。感謝すごすぎない。いろんなところで感謝の話をされたり、本でもよく出てくる感謝ですがすごいんですね。1日3回「ありがとう」をいう感謝のワークもやって、1日の最後に記録する感謝日記もいいですね。
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精神科医が見つけた 3つの幸福 最新科学から最高の人生をつくる方法
本で読めないという方は圧倒的に「聴く読書」オーディブルから入るのがおすすめ
ファシリテーション超技術
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テストの学習計画を上手に立てさせたい
という悩みをコーチングの先生に相談したところ、「小グループでファシリテーターを立てて話し合うというのはどうでしょう?」という意見があり、「ファシリテーターをよく知らないからな」と思い読み始めた本書。
まったく未知の分野だったのでオーディブルで聴き放題に入っている、kindleアンリミテッドに入っているものを選びました。
テスト計画には結局生かせなかった(違う方法をとった)のですが、自分の出席する会議で「ファシリテーターやってもいいですか?」と申し出てやりました。
アジェンダを作成し、ホワイトボードを持ち込み、ファシリテーターをやりました。
よかった点
「話が脱線していきにくい」
「出席者全員から意見が出る」
「会議終了時間がはっきりしていて大幅にオーバーしない」
「問題を可視化するシーンと解決策を話し合うシーンがあり、話がまざりにくい」
総じてやってよかったですね。
味を占めて第2回のファシリテーターを考え、アジェンダを出しました。
「アイスブレイクっているの?」って言われましたけどやります。
もう慣れているメンバーだからよくない?って意味だと思いますが、会議で発言している人が偏っているのでやって全員が意見を出しやすいようにする意味でもやります。
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ゼロから学べる! ファシリテーション超技術
本で読めないという方は圧倒的に「聴く読書」オーディブルから入るのがおすすめ
まとめ
THINK AGAIN 「再考」の大事さを学べる
3つの幸福 幸せのためにできることがわかる
ファシリテーション超技術 「結局なんだっけ?」会議を撲滅できる