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【書く瞑想】デイリー・マンスリージャーナリングをやってみた

この本で紹介されている「書く瞑想」を実践すれば、「忙しいのに、やりがいのない日々を抜け出す」ヒントを得ることができます。毎日15分、自分のマイナスの感情、プラスの感情を書き出す。月に1回、それらを整理する。3か月に1回、振り返りを行う。これが書く瞑想のワークです。

モーニングページというものを知っていますか?
「ずっとやりたかったことをやりなさい」という有名な本に出てくるものです。
毎朝3ページ、頭に思いついたことを書き出す。私は2日間で挫折しました、3ページ思いついたことを書き出すのは結構大変なんですよね。
私は「モーニングページ」「0秒思考」とやってみましたがなかなか続きませんでした。やることがはっきりしているワークの方が自分の場合取り組みやすかったのだと思います。

デイリー・ジャーナリングのやり方

①瞑想
1分間呼吸に集中して瞑想

②放電ログ3分
・心のエネルギーを下げた出来事と、そのマイナス感情を書く
・不安、葛藤、焦り、自己嫌悪、怒り、劣等感など感情キーワードをもとに掘り起こす
・箇条書きで網羅的に吐き出してみる

③放電セルフトーク4分
・「今、何が一番イヤなのか、つらいのか?」と自分に問いかけて書き出す
・頭で考えず、芋づる式にわいてくる心のつぶやきを拾いながら書く
・網羅する必要はなく、深く感じることがポイント
・文章で心のつぶやきを芋づる式に書く

④充電ログ3分
・心のエネルギーを上げた出来事と、そのプラス感情を書く
・楽しい、うれしい、感謝、成長などささやかなことでも網羅的に書く
・箇条書きで網羅的に吐き出してみる

⑤充電セルフトーク4分
・「今、一番いいと感じていることは何か?」と自分に問いかけて書き出す
・文章で心のつぶやきを芋づる式に書く
・充電感情で満たされて終えられると、一番後味がいい

ちなみにノートはこれがおすすめです。

やってよかったこと

「こういうことで今自分はもやもやしているんだな、悩んでいるんだな」と言語化して把握することで対処法を考えることができます。
ある日の私の放電ログは「フェイスブックのコメント返さないとな、そういえばコーチングのスケジュールができていなかった、そういや10月の土日の予定がよくわかっていないからスケジュール組みにくいんだよな」などなど今すぐしなくてもいいけど、たまっていることがわかりました。
言語化すると「これはすぐできる、これは相談」など解決方法がわかり、方針が立ちました。

マンスリージャーナリング – 月間の振り返りと価値観マップ

月に一度のマンスリージャーナリングでは、一ヶ月間のデイリージャーナルを振り返り、自分の価値観マップを作成します。これにより、自分にとって望ましいことや避けたいことを明確に把握し、自己理解をさらに深めることができます。
デイリージャーナリングを見返すと同じような内容が多いと気づけます。自分がどんなことにワクワクし、どんなことにイライラするかを観察し、価値観マップを作りました。私は「書く瞑想」の例にあった木のようなものをまねて作りました。やりたいことの枝葉と時間の確保が大事だなと実感しました。そのため時間の無駄になることや意義がわからないものを嫌う傾向にあるんだなと発見しました。

理想のビジョンと行動計画の策定

マンスリージャーナリングの最終段階では、自分の理想のビジョンを考え、それに向けた具体的な行動計画を立てます。このプロセスは、目標に向かって前進するための道筋を示し、毎日の行動に意味と方向性を与えてくれます。
この段階のワークはコーチングで結構したことがあるのでスムーズにできました。「書く瞑想」は瞑想の技術とセルフコーチングの要素が多いと感じました。

マンスリージャーナリングをやってみて

・「放電を減らし、充電を増やす」・・・自分にとって望ましい行動を増やし、避けたい行動を減らすことをデイリージャーナリングから把握する。これをすることで自分の行動の方針が経つようになりました。やろうかと迷ったときの判断材料にしたり、したくないとはっきりわかったりしました。

・「理想のビジョンと行動計画」・・・言語化して目標を思い出す、行動を自分で促す。やろうと思っていてもなかなか理想が大きすぎてできないことを小さくして行動してみることが大事ですね。

ABOUT ME
まえちゃん
アラフォー男性教員 地元の学校に通い、地元の大学に行き、地元の教員に 「数学が好きな子を増やしたい」と思い、教員になる。しかし、いつの間にか部活動と学校行事がメインの役割になり、22時に退勤することが常習化する。帰って24時に寝るという生活を送る。 3年前に土日をほぼつぶして取り組んだ部活で成果が出ず、「これではいけない」と思い、コーチングを勉強し始め、自分もコーチングを受ける。コーチングを受ける中で「自分はどんな生き方をしたいのか」「自分の強みは何なのか」「何がしたいのか」を考え、行動するようになる。