書籍

【実践してみた】効果的に読書するための本3選

「本を読み切りたい」

「読んだだけで終わらず、自分の役に立つようにしたい」

私が常々感じていることです。
もともとそんなに読書が好きでない私は気を抜くと動画をぼーっと見たり、好きなラノベをずーっと読んでしまうタイプです。
ビジネス書は自分が課題に思っているものを探して読むようにしていますが、読み進められなかったり、積読になってしまったりします。
それが気持ち悪い私は色々な「読書に関する本」を読みました。
今回はその中から実践している3つの本を紹介します。

アクションリーディング

赤羽雄二さんの『アクションリーディング 1日30分でも自分を変える”行動読書”』は、単に本を読むだけでなく、読んだ内容を自己成長に結びつける方法を提案しています。一見、一般的な読書術とは逆行するように見えるこの方法を試してみると、本から得ることができる価値が大幅に向上します。

『アクションリーディング』のポイント:

  1. 週に1冊だけ本を読む:一週間に読む本は一冊だけに絞り、その一冊を深く読み込む。
  2. ベストセラーにとらわれない:流行りのベストセラーに飛びつくのではなく、自分が本当に読むべきだと感じた本を選ぶ。
  3. 読みながらノートを取らない:読みながらノートを取るのではなく、重要な部分にはマーカーを引き、そのページの角を折る。

私が『アクションリーディング』を実践して感じた変化:

  • 知識の定着:重要な部分にマーカーを引き、そのページの角を折ることで、後でその部分をすぐに見つけることができ、知識が定着しやすくなりました。
  • 有意義な読書:自分が本当に読むべきだと感じた本を選ぶことで、自分にとって有意義な知識を得ることが増えました。

一冊の本から最大限の価値を引き出す、新しい形の読書術を試してみてはいかがでしょうか。

本山裕輔さんの『投資としての読書』は、読書を通じて得た知識を確実にスキルやお金(収入アップ)に変えるための読書法を提案しています。読書に対するコンセプトは、「ムダになるお金や時間を使わない」という観点からです。

投資としての読書

「投資としての読書」は、本山裕輔さんによる本で、読んだ本をスキルとお金に変える方法を紹介しています。本書では、読書の成果が「何を読むか?」で8割決まるとし、適切な本の選び方や、要点をつかみやすくする「ペライチ整理法」などが紹介されています

本山裕輔さんの読書法のポイント:

  1. 得たい知識やスキルを先に決める:筋トレのように全体観を持ちながら、自分が何を得たいのか明確にする。
  2. 課題を明確化する:「困っていることは何か?」「何が明確になれば解決するか?」を事前に書き出す。可能であれば、読んだ後のアウトプットの機会も作る。
  3. 本の選び方:本を選ぶときは「わかりやすさ×深さ」の2軸で判断する。

本を読む際のステップ:

  1. 回転数を上げる:読む時間を短くし、「回転数」を上げる。同じ本を短時間で何度も読む。
  2. 要約する:理解したことをA4用紙1枚に要約する。この際、本の文章をそのまま抜き書きしてメモを作らず、自分の言葉に置き換えて、「問い」「答え」「根拠」を「構造化」してまとめる。

私が『投資としての読書』を実践して感じた変化:

  • 知識の定着:A4用紙1枚に要約し、問い・答え・根拠をまとめることで、本の内容を一つの「構造体」として把握でき、知識が頭に残りやすくなった。

「本に使ったお金と時間をムダにしない」、そして「知的資産を確実に増やす」ための読書法を試してみてはいかがでしょうか。

『読書は1冊のノートにまとめなさい』という奥野宣之さんの本は、ノートを活用した読書法を紹介しています。この読書法は、本の内容を自分の財産に変えることを重視しています。

なお、オーディブルでもこの本はあるので登録している方はぜひ聴いてみてください。

読書は1冊のノートにまとめなさい

「読書は1冊のノートにまとめなさい」は、奥野宣之さんによる本で、読んだ本の内容を確実に自分の財産にするための読書術が紹介されています。本書では、「探す」「買う」「読む」「記録する」「活用する」という読書体験の5段階をノートで効果的にマネジメントし、読んだ内容を確実に自分の財産にする方法が紹介されています。また、「マーキング法」「書評活用法」「読み返し法」などのテクニックが大幅増補された改訂版です

奥野宣之さんの読書法のポイント:

  1. 5段階の読書体験を管理する:「探す」「買う」「読む」「記録する」「活用する」の5段階をノートでマネジメントします。
  2. 様々な方法を活用する:具体的には、探書リストの作成、書評の活用、マーキング、象徴的な一文の抽出、ねぎま式読書ノートの作成、抜き書き、スクラップ式読書ノートの作成、コピー読み返し法、オリジナル思考のつくり方などを行います。

私が『読書は1冊のノートにまとめなさい』を実践して感じた変化:

  • 記録の効率化:本から学んだことをノートにまとめ、Notionでデータベース化することにより、情報の管理が格段に効率化されました。
  • 読書の楽しみ増大:探書リストを作る楽しみや、ねぎま式読書ノートの作成にワクワク感を覚えるようになりました。

奥野宣之さんの読書法は、読書をより有意義にし、それを自分の財産にするための手法を紹介しています。読書の内容を確実に自分の財産に変えたい方には、特におすすめの一冊です。

3冊を読み、実践していること

  1. 気になった部分や印象に残った部分にマーカーを引き、本の端を折り曲げる
  2. ノートにまとめる、ペライチを作ってTwitterに投稿する、noteに書く
  3. notionでデータベース化する
ABOUT ME
まえちゃん
アラフォー男性教員 地元の学校に通い、地元の大学に行き、地元の教員に 「数学が好きな子を増やしたい」と思い、教員になる。しかし、いつの間にか部活動と学校行事がメインの役割になり、22時に退勤することが常習化する。帰って24時に寝るという生活を送る。 3年前に土日をほぼつぶして取り組んだ部活で成果が出ず、「これではいけない」と思い、コーチングを勉強し始め、自分もコーチングを受ける。コーチングを受ける中で「自分はどんな生き方をしたいのか」「自分の強みは何なのか」「何がしたいのか」を考え、行動するようになる。