時間術

【初任者必見】新年度までに読みたい時間術おすすめの1冊

「暇な時間って貴重だったんだな」

社会人であり、親になってそう思います。
やりたいことはいっぱいあるけど、やる時間がない。
え?どうやったら作り出せるの?と思っていました。
現状の結論は「仕事を効率化し、定時で帰る。朝活をする。時間に追われない」
ということで毎日を過ごしています。

このブログでは「教師の最速仕事術大全」「限りある時間の使い方」「モーニングメソッド」を紹介しています。
「教師の最速仕事術大全」では教師という仕事での効率化を紹介しています。
「限りある時間の使い方」では生産性ばかり追い求めるとはまる罠について考えることができます。
「モーニングメソッド」では朝の効率的な過ごし方について知ることができます。

ぜひ読んで、いい時間の過ごし方を考えるきっかけになればと思います。

教師の最速仕事術大全

「時間外勤務を減らす」と職場ではいっていますが、「じゃあどうするの」まで踏み込んで提案してくれませんよね?
「教師の最速仕事大全」では具体的な方針や行動を提案してくれています。
年度当初は「今年はいい授業、学級を」と思って色々なことを上乗せがちです。
でもちょっと待ってください、それは本当に1年間続けられることですか?
やることだけでなく、やらないことを決めておくことも1年間を見通して大切です。

勤務時間外の残業が多い先生は本書の冒頭を読んで、「遅い時間まで残って仕事をすることが本当にいいことなのか」から考え直すことを強くおすすめします。

私が本書で一番好きな一文を紹介します。

今日無理にでもやっておけば後で楽になるというのは幻想

「教師の最速仕事術大全」三好真史

勤務時間終わってもう帰ろうかというときに「明日のためにやっておこう」と何か始めてしまうんですよね。それで1時間過ぎてしまうということもあります。
今日に無理してやっても明日は違う仕事が入って楽にならない。
こういったちょっとした考え方で仕事にかける時間はかなり減ります。

本書の「最速メソッド」はかなり自分はやっているものが多かったです。
特に教員間の提出書類は「すぐやる」
管理職と事務員さんには「この人はちゃんと提出物を出す人だ」と認識してもらうといろいろな意見を聞いてもらいやすくなります。
これは生徒にも同じです。「この先生は忘れずにお願いしたことをしてくれる」という信頼を得ることができます。

著者の三好さんは週に4~5回の習い事、月に30冊程度の読書、オンラインセミナーを開催、年間4冊以上の単著執筆と私が目標としていることを達成なさっているので、まだ自分に取り入れられそうなところを取り入れたいと思える1冊でした。
「定時退勤をしたい」「学びを広げたい」「時間を作りたい」と考えている方はぜひ読んでみてください。

限りある時間の使い方

時間外勤務を減らすために、生産性を上げよう。
って言われませんか?
生産性の向上にとてもハマっている時期があって色々な時間術や環境を整えることなどやりました。
そしてわかったことがあります。

生産性を上げても仕事は楽にならない

どんどん仕事は片付いていきますが、代わりにどんどん仕事がやってくるようになりました。メールの返信が早ければ早いほど、たくさんのメールがくるようになる。
生産性は罠!
おお、なんということだと。
生産性向上を行い、そうすればいい未来が訪れると思っていた私にはとってもショッキングでした。

未来をコントロールしたいという執着を手放すことだ。そうすれば不安から解放され、本当に存在する唯一の瞬間を生きられる。

計画とは「ただの考え」にすぎない。それなのに、僕たちはそのことをすぐに忘れてしまう。計画が何か確実な実体であるかのように思い込む。計画という投げ縄で未来を捉え、無理やり自分の支配下に置こうとしている。

「限りある時間の使い方」オリバー・バークマン著

本を読んで時間にこだわりすぎることがよくないと考えるようになりました。
それまでは休日も細かく予定を立てて、効率的になるようにしようとしていました。
でも実行できず、「だめだな、どうしたらもっと時間をコントロールできるか」と考えていましたね。
この本を読んで時間を意識しすぎず、大事に使えるようになったと感じています。
時間についての在り方を考え直すために一読してみてはいかがでしょうか。

モーニングメゾット

朝の時間を有効に使いたい、でも朝にどんな活動をすればいいかわからないということはありませんか?
私は子供と21時に寝るようになってから、早く起きて朝活をするようになりました。
5時にジムへ行き、6時くらいに帰宅。
それから1時間近く一体なにをしたものかと試行錯誤していた時期があります。
そんな朝の時間を有効に使いたいと思っていた時に参考になったのが「モーニングメソッド」です。
「モーニングメソッド」は朝の自分の成長のために6つの習慣(サイレンス・アファメーション・イメージング・リーディング・ライティング・エクササイズ)をおすすめしています。
それぞれの習慣を10分ずつ行い、1時間で終了となります。
私はそれぞれの習慣をこんな風に行いました。

私のモーニングメソッド

サイレンス:瞑想アプリで実行

アファメーション:瞑想アプリのアファメーションで実行

イメージング:瞑想アプリの音源を聞きながら理想をイメージ

リーディング:エクササイズを並行して実行(オーディブル)

ライティング:0秒思考とブログ執筆

エクササイズ:20分の散歩

慣れなくて難しいものは「サイレンス・アファメーション・イメージング」です。
もともと瞑想の習慣がある方は「サイレンス」はできます。
アファメーションやイメージングはこの本だけでは何していいのかわからないと私は感じました。参考になる本を貼っておきます。
実行しにくいアファメーションとイメージングですが、「自分の目標や夢」を毎日刷り込むことはかなり有効です。
私はダイエットや働き方のことをテーマにやっていますが、かなり改善されました。

アファメーションやイメージングのことを知りたい場合は以下の本がおすすめです。

現在やっているモーニングメソッドはこの本が提唱しているものと違います。
具体的にはエクササイズとライティングの部分をかなり長くとっています。
そのため3時間くらいのモーニングメソッドになっています。

まずはこれから始めてみるということはありです。
やってみて自分の目指す形にしていってはどうでしょうか?

ABOUT ME
まえちゃん
アラフォー男性教員 地元の学校に通い、地元の大学に行き、地元の教員に 「数学が好きな子を増やしたい」と思い、教員になる。しかし、いつの間にか部活動と学校行事がメインの役割になり、22時に退勤することが常習化する。帰って24時に寝るという生活を送る。 3年前に土日をほぼつぶして取り組んだ部活で成果が出ず、「これではいけない」と思い、コーチングを勉強し始め、自分もコーチングを受ける。コーチングを受ける中で「自分はどんな生き方をしたいのか」「自分の強みは何なのか」「何がしたいのか」を考え、行動するようになる。